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カートレースには年代別やレベル別に、様々なカテゴリー(クラス)が設けられています。その中で、15歳以下のドライバーのために設けられたカテゴリーが「ジュニアカート」です。 SLカートミーティングを例にとると、小学2年生~中学1年生を対象に「YAMAHAカデット」クラスが、小学5年生~中学3年生を対象に「YAMAHA TIAジュニア」クラスが設けられています。
小学校低・中学年のドライバーを対象としたジュニアカートのレースでは、小型サイズのジュニア専用カートを使用するケースが多いです。
一方、小学校高学年が対象のレースになると、大人用のカートと同じ車体を使用するケースが一般的になります。ただし、体格に合わせてシートは小さいサイズのものを装着し、ジュニア用のペダルキットなどで足がアクセル/ブレーキペダルにしっかり届くように改造します。
また、エンジンは大人用と同じものをベースとしながら、吸気量の制限などによってパワーを抑えてある場合が多いです。
具体的なカートの規定はレースごとに異なりますので、マシンの購入に際しては、レースの主催者や最寄りのカートショップに問い合わせてみましょう。
これからカートを始めるジュニアドライバーが、いきなりレースに出場することはできません。
ジュニアドライバーのカート活動の第一歩にふさわしいのが、カートスクールです。「ヤマハTRYカートスクール」に代表されるジュニアドライバー対象のカートスクールは、全国各地のサーキットやカートショップで実施されています。
ここではカートの操縦、サーキット走行のマナー、レースのルールといった基本知識を手始めに、経験豊富なインストラクターの下でドライビング技術を向上させ、安全にレースデビューできるスキルを身に着けることができます。
「どうやってカートを始めたらいいのか分からない」という方には、ジュニアカートスクールの入校をお勧めします。
ジュニアカートスクール(TRYジュニアスクール)の概要
■STEP1 カートの基本知識、基本操作を習得。ゆっくりコースを周回可能なレベル。(追い越し、旗等の合図確認不可) →対象:初心者/料金:15,000円 |
①講習:マシンの説明、服装、マナー、ルールの説明 ②エンジン停止状態での走行(アクセル、ブレーキの練習) ③簡単な実走行 |
■STEP2 基本のコーナリング、追い越し走行が可能なレベル。(旗等の合図は不完全) →対象:ステップ1修了者/料金:10,000円 |
①ミーティング:マシンの説明、服装、マナー、ルールの説明 ②パイロンを使ってコースを作り、先導車について走行 (ブレーキング、コーナリングの練習) |
■STEP3 単独にてコース走行練習が可能で、模擬レース練習を体験済み。STEP3を修了するとヤマハTRYカートスクールは卒業。 →対象:ステップ2修了者/料金:10,000円 |
①ミーティング:マシンの説明、服装、マナー、ルールの説明 ②パイロンを使ってコースを作り、単独で走行 (より高度なブレーキング、コーナリングの練習) |
TRYジュニアスクール
http://www.ympc.co.jp/kart/driving/school/